私どもは、未来には「自己管理のために自ら望んで監視してもらう」というようなサービスがごく当たり前のものになっていると考えておりますが、執筆時点の2018年現在ではあまり一般化しているとは言えません。そのため、「監視してもらう」価値をどのように高めるか、これまでの利用者の具体的な事例を挙げてみたいと思います。
一般的な利用方法の1つです。帰宅してから就寝するまでの数時間に、漫然とテレビやYouTubeを見続けていることが気になっていませんか。その時間を自己投資に当てたいと思いながら実行に移せない人は、JAILERが新しい生活習慣の構築を手助けできそうです。
本サービスを無料で利用できるプログラム「Heroes in Jail」を提供していることもあって多くの方に利用していただいています。学生の頃に身につけた勉強習慣は生涯活かされます。勉強したいという気持ちを邪魔する葛藤があるならぜひ応募していただきたいと思います。
日頃、図書館や自習室を利用される方で、移動時間がもったいないという理由で使われている方もおられます。自室でも緊張感をもたらすことができるので、最も適した用途の一つです。
ポモドーロとは、25分間作業して、5分間休憩する時間管理法です。人口全体を見渡せばあまり実践する人は多くありませんが、本アプリの実験ではポモドーロなどの時間管理法とはとても相性が良いことが分かっています。ぜひお試しください。
3日に1回ジムに行ってバーベルを持ち上げるよりも、自宅で自重の筋力トレーニングを続ければいいじゃないかと考える人がいます。ところがこれを習慣にするまでの道のりに困難があります。JAILERは、習慣づくりに使えるアプリです。決まった時間に筋トレをする生活習慣をつくるために、お手伝いができます。
部屋の片付けをしたい、という理由でJAILERを利用される方は意外に多いです。まったく効果がないユーザと有効にJAILERの緊張感を利用される方に二分されるのが実情ですので、あてはまる方は一度お試しください。
サービス設計当初に主眼においていたのが、フリーランスが自宅で作業をする用途でした。これは創業者自身の課題でもありましたが、当初一番見込んだわりには、実際の利用者の割合ではそんなに多くありません。